CentOS 7 - 「GitBucket」でリポジトリ管理をはじめる。

「GitBucket」をご存知ですか?

GitHubは、聞いたことのある人も多いのでないでしょうか。GitBucketは、GitHubのクローンのようなツールです。私がGitBucketを使い始めたキッカケは、プライベートリポジトリ数とユーザ数に制限がないからです。GitHubの有料会員になってもプライベートリポジトリ数には上限があるし、そもそも安いプランだと上限が少なかったり(5個くらいだったかな)。

制限無しにリポジトリ管理をはじめたい方は、是非「GitBucket」を試してみてください。

ただ、Gitbucketはサーバにインストールしなければ利用できません。でも、Gitでバージョン管理するような方は、サーバの1つや2つ運用しているのではないでしょうか?
 

本投稿では、CentOS 7 に「GitBucket」をインストールする方法を紹介します。

 

はじめに

 

作業環境

- さくらのVPS/2G

- CentOS 7.1

※CentOSは、最小構成(minimal) インストールしました。

 

目次

  1. JAVAをインストール

  2. Tomcatをインストール

  3. GitBucketをダウンロード

  4. Tomcatを起動・確認

  5. GitBucketにブラウザでアクセス

 

GitBucketをインストール

 

JAVAをインストール

JAVAは、Yumを使いインストールします。下記のコマンドを実行すればインストールは完了です。

# yum install -y java-1.8.0-openjdk java-1.8.0-openjdk-devel java-1.8.0-openjdk-headless

 

Tomcatをインストール

TomcatもYumを使ってインストールします。

# yum install -y tomcat

Tomcatの設定ファイルは、「/etc/tomcat/」直下にあります。

 

Gitbucketをダウンロード

開発者のGitHubから「.war」のファイルをTomcatの指定ディレクトリにダウンロードします。

# wget -P /usr/share/tomcat/webapps/ https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/download/4.8/gitbucket.war

※ wget コマンドは、「-P」オプションでダウンロードするディレクトリを指定できます。

 

Tomcatを起動・確認

Tomcatを起動します。

# systemctl start tomcat

Tomcatを自動起動に追加します。(OS起動時にサービスを起動させる設定)

# systemctl enable tomcat
ln -s '/usr/lib/systemd/system/tomcat.service' '/etc/systemd/system/multi-user.target.wants/tomcat.service'

 

Tomcatの起動を確認します。確認には、Nmapコマンドを使いますのでYumでインストールします。

# yum install -y nmap

Nmapコマンドで、使用中のポートを確認します。 コマンドの実行結果にPortとSarvice名が表示されます。 Tomcatのデフォルポートは、8080番なのでPortの開放は確認できました。

# nmap localhost
Starting Nmap 6.40 ( http://nmap.org ) at 2015-00-00 00:00 JST
Nmap scan report for localhost (127.0.0.1)
Host is up (0.0000080s latency).
Other addresses for localhost (not scanned): 127.0.0.1
Not shown: 997 closed ports
PORT     STATE SERVICE
22/tcp   open  ssh
8009/tcp open  ajp13
8080/tcp open  http-proxy

 

実は、Nmap以外でも使用中のPortを確認できます。 例えば、ssコマンドの場合は下記出力があればTomcatの起動は確認できます。

# ss -lanput | grep 8080
tcp    LISTEN     0      100                   :::8080                 :::*      users:(("java",15690,49))

 

GitBucketにブラウザでアクセス

Tomcatが起動した時点で、GitBucketは利用可能です。皆さんの環境に合わせて、「サーバIPアドレス:Port番号/gitbucket」でアクセスしてみてください。

http://サーバIPアドレス:8080/gitbucket/

デフォルトのユーザIDとパスワードは下記の通りです。

- ユーザID: root

- パスワード: root

※デフォルトでは、非常に危険なのですぐに新しいユーザを追加して削除するなりしてください。

 

 

GitBucketのアップデート方法

GitBucketの開発者の方は、頻繁に追加機能やデバック処理をしてくださるので次々へとバージョンが変わります。 アップデート方法も非常に簡単です。

 

既存の「gitbucket.war」を削除する。

# rm /usr/share/tomcat/webapps/gitbucket.war

最新版の「gitbucket.war」をTomcatの指定ディレクトリにダウンロードする。

※最新版(2017/02/08時点)は 4.9 でした。

# wget -P /usr/share/tomcat/webapps/ https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/download/4.9/gitbucket.war

Tomcatを再起動する。

# systemctl restart tomcat

以上で、アップデートは完了です。