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CnetOS 7 - rbenv をインストールして、Ruby環境を構築してみた

Rubyのライブラリをアップデート

CnetOS 7 に rbenv で、Ruby環境を構築してみました。

 

本投稿では、rbenvのインストールと簡単な使用方法を紹介します。

 

作業環境
- OS: CentOS Linux release 7.1.1503 (Core)
- minimal(最小構成)インストール

 

目次

1.rbenvをインストール

2.rbenvの使い方

3.gemの使い方

4.Railsのインストールと起動方法

 

 

1.rbenvをインストール

 

rbenvとは

rbenvは、複数のRubyバージョン切り替えて利用できるツールです。

 

必要なパッケージをインストール

まず、rbenvのインストールに必要なパッケージをYumで入手します。

# yum install epel-release
# yum install gcc-c++ git glibc-headers libffi-devel libxml2 libxml2-devel libxslt libxslt-devel libyaml-devel make nodejs npm openssl-devel readline readline-devel sqlite-devel zlib zlib-devel

※ epel-releaseのインストール後、「/etc/yum.repos.d/epel.repo」で、epelが「enabled=1」になっていることを確認してください。

 

rbenvをインストール

rbenvのインストールは、「git clone」コマンドでします。プラグインの「ruby-build」と「rbenv-gem-rehash」も共にインストールします。

# git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
# git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
# git clone https://github.com/sstephenson/rbenv-gem-rehash.git ~/.rbenv/plugins/rbenv-gem-rehash

 

シェル(bash)にパスを登録しましょう。環境に合わせて、リダイレクト先を変更してください。

# echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/plugins/ruby-build/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
# echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
# echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
# source ~/.bashrc

 

ここまでで、rbenvのインストールは完了です。実際にrbenvコマンドを実行し、バージョンを出力させてみましょう。

# rbenv -v
rbenv 0.4.0-153-g3b6faa8

 

 

2.rbenvの使用方法

 

Rubyをインストール

まず、rbenvでインストール可能なRubyのバージョンを確認します。

# rbenv install --list
Available versions:
  1.8.6-p383
  1.8.6-p420
  ~
  2.1.6
  2.2.0-dev
  2.2.0-preview1
  2.2.0-preview2
  2.2.0-rc1
  2.2.0
  2.2.1
  2.2.2
  2.3.0-dev
  ~
  ree-1.8.7-2011.03
  ree-1.8.7-2011.12
  ree-1.8.7-2012.01
  ree-1.8.7-2012.02
  topaz-dev

 

今回は、Rubyバージョン 2.2.0 をインストールします。

# rbenv install 2.2.0

エラーなく終われば、インストール完了です。

 

Rubyバージョンの確認

rbenvでインストール済みのRubyバージョンを確認します。

# rbenv versions
* system (set by /root/.rbenv/version)
  2.2.0

先頭に※印のついているものが利用可能なRubyバージョンです。上記のsystemとは、YumでインストールしたRuby(2.0.0p598)のことを指しています。

 

Rubyバージョンの切り替え

バージョンの切り替えには、「global」と「local」のオプションが指定できます。

 

この時点で利用可能なRubyバージョンがsystemを指しているため、「ruby -v」の出力結果が 2.0.0p598 となっています。

# rbenv versions
* system (set by /root/.rbenv/version)
  2.2.0
# ruby -v
ruby 2.0.0p598 (2014-11-13) [x86_64-linux]

 

globalオプションの説明です。globalオプションは、ユーザ単位でRubyのバージョンを変更することができます。

# rbenv global 2.2.0
# ruby -v
ruby 2.2.0p0 (2014-12-25 revision 49005) [x86_64-linux]

Rubyバージョンが「2.0.0p598 -> 2.2.0p0」に切り替わっていることを確認できます。

 

 

localオプションの説明です。localオプションは、ディレクトリ単位でRubyのバージョンを変更することができます。

ディレクトリ(~/ruby)を作成し、ディレクトリ内に移動後、Rubyのバージョンを確認します。

# mkdir ~/ruby
# cd ~/ruby
# ruby -v
ruby 2.0.0p598 (2014-11-13) [x86_64-linux]

ディレクトり内(~/ruby)のRubyバージョンを変更します。

# rbenv local 2.2.0
# ruby -v
ruby 2.2.0p0 (2014-12-25 revision 49005) [x86_64-linux]

ディレクトリ内(~/ruby)のRubyバージョンを変更しました。ホームディレクトリ(~/)に移動して、Rubyのバージョンを確認します。

# cd ~/
# ruby -v
ruby 2.0.0p598 (2014-11-13) [x86_64-linux]

localオプションを指定した場合、特定ディレクトリ内のRubyバージョンだけ変更できることを確認しました。

 

 

3.gemの使い方

 

gemとは

gemは、Rubyのライブラリなどをインストールするためのパッケージングシステムです。

 

gemをアップデート

まず、gem自体をアップデートする方法です。

# gem update --system

 

Rubyのライブラリをアップデート

gemでRubyのライブラリをアップデートする方法です。

# gem update

 

 

4.Railsのインストールと起動方法

 

Railsのインストール

Railsは、gemでインストールします。

# echo "gem: --no-ri --no-rdoc" > ~/.gemrc
# gem install nokogiri -- --use-system-libraries
# gem install bundler
# yum install sqlite-devel
# gem install sqlite3
# gem install rails

 

Railsのインストールが完了したら、バージョンを確認してみましょう。

# rails -v
Rails 4.2.3

 

WEBrickの起動

Railsのインストールが終われば、WEBrickが利用できます。WEBrickは、簡易的なWebサーバ機能を提供するRubyのライブラリです。

# rails new sample 
# ls sample

「rails new」を実行したディレクトリに sampleディレクトリが生成されいると思います。

sampleディレクトリに移動し、WEBrickを起動します。

# cd sample
# rails server -p <任意のポート番号> -b <サーバIPアドレス>

オプション指定がない場合、http://localhost:3000 でWEBrickは起動します。

 

 

以上、終わり